福祉現場の採用を前向きに考える
高齢者施設の採用担当をして6年目を迎える。(育休をのぞく)
メディアで伝えるように、たしかに職員採用は厳しい。
人が来ない。
来ても教える人がいない。
そして、また人はやめる。
また、景気がよくなると福祉の採用はなお難しくなる。
リーマンショックが起こった2008年以降しばらく、社会福祉法人は一番売り手市場だった。
派手に広報をすれば学生は興味をもってくれたし、中途採用だってスムーズにできた。
2017年の今は、社会福祉法人の広報は飽和状態。
いわば、わけもわからずブランド物を身につけるおばさんのような状態。
センスもへったくれもない。
要は中身もなしにやっちゃってる感が目立つ。
そんなところが多い。
広報には中身を伴わないと意味がない。
それをみた学生は、何が良いのかわからなくなる。
挙句、学校の先生頼り。
採用や職員育成に力を入れている=良い法人
この構図が崩れてきているのだ。
学生にとっては、それはもう何を信じていいの?状態。
さぁ、ここまではネガティブキャンペーンな内容だけど、では福祉の本当の現場ってどう変わったの?
率直にいうと、高齢者介護の現場には、今も昔も、
おじいちゃんおばあちゃんが好き。
笑顔がみたい。
最期のひとときを大切にしたい。
そう思ってやってる人がいる。
福祉のことポジティブに、もっとふつーに伝えようとか、研修や勉強会ははるかに増えている。
天下りの施設長も昔はいっぱいいた業界から、今は若い人が頑張る業界になってきている。
フリーランスのケアマネがいたり、大企業から福祉の会社を立ち上げた経営者だっている。
それはまぎれもなく、暗い汚いと言われ続けている福祉業界でのことだ。
働き方も、働く場所も選べる業界。
ながーく働いてもらうことが難しいなら、人が循環することを見越して、採用をすることも必要。
そういう広報。
学校との関係づくりにつきる。
あとは、広報する人が、魅力的になる。
広報媒体は自分だということを自覚すること(^^)
ネガティブキャンペーンをしてるのは案外自分たちだったりします。
まとまらない(笑)
また書きます。