だいじょうぶ
先日、興味があって行ってきたのはこれ
会場ががっつり研修会場で焦る(笑)
療育に張り紙してあったから、なんとなくママたちが多いのかと思いきや、赤ちゃん連れが私ともう1人くらいで、あと70人くらいが着席。
レジュメもあるし。
内容はというと、発達障害の子を育ててこられた親御さん3名が、自身の子育てのことを話すという内容でした。
うち2名はもう、お子さんが大学や社会人になってはったり、もう1名の方は、自分も発達障害で、その二次障害に苦しんだ経験から、小学生の子どもさんを無理に小学生に行かせてないらしく、試行錯誤、すべて子どものことを思って、子育てされてきた様子が手に取るようにわかる内容。
発達障害を持っていても、大学に行ったり、一人暮らしをしたり、アルバイトをしたり、そんな、いわゆる〝普通〟な話を聞いて、親としてどこかホッとしている自分に気づく。
私は今もみえない〝普通〟にしばられているのやーと客観的に。
私は心の中で障害を自然に差別しているのかもしれない。
そのことが、この研修からずーっと消化しきれずにいる。
「私の家に生まれてきた子は変な子。でも変な子を育てる22年間、とても充実していて、うちの子がうちの子でよかったと思っている。」
「子育てをはじめて、大変なことはいっぱいあったはずなのに、今は全然思い出せない。いくつになっても我が子は【今】が一番かわいい」
そんな話がとても印象的で。
でも一番印象に残った言葉が
「子どもは育てるじゃない、育つんです。焦らなくて大丈夫!大丈夫です。」
研修のタイトルにあるような、なんでもない言葉をきいて、ぐっとくるものがある。
我が子が発達障害かも!?と思ったとき、誰かにずーっと言って欲しかった言葉。
だいじょうぶ
何に対してかわからないけど。
今だって漠然とした不安があって。
でもきっと、なるようになる。
そう言ってもらいたかったのやなぁと気づく。
この研修を受けて、障害って言葉が、すごく邪魔にも思えたり。
誰かに説明するとき、アスペルガーとか、自閉症という言葉で、ちゃんと伝わるのやろうか。
変な固定観念だけ伝らへんやろうか。
もっと、ポジティブな伝え方があるといいな。
障害あるとか、定型発達とか、そんなん関係なく、将来がある。
私がとらわれて止まない〝普通〟って言葉も嫌(笑)
みんな違うくていい。
長男がよく最近いう言葉
「みんな いっしょ」
家族いっしょ、みんな一緒。
それが在ることでいいはずやのに。
親はどうしても求めすぎてしまうね。
何回も自分にも、まわりにも私は言おうと思う。
大丈夫!なんとかなる!